ブラジルでは奴隷制の終わりを記念する日をどう過ごす?
Dia Nacional de Zumbi e da Consciência Negra
- 現地の日付
- 2026年11月20日
ブラジルの十一月二十日は、二十年と三本の法律を要した。二〇〇三年の法律一〇六三九号は教育基本法に第七九―B条を加え、「学校暦は十一月二十日を全国黒人意識の日として含める」とだけ定めた。この時点で日付は学校の中にしか存在しない。二〇一一年十一月十日の法律一二五一九号がこれを国の記念日に格上げし、条文には「黒人指導者ズンビ・ドス・パルマーレスの没日」と明記されたが、休みは付かなかった。休日になったのは二〇二三年十二月二十一日の法律一四七五九号で、第一条が「十一月二十日を国民の祝日として宣言する」と書いた。それ以前に仕事が止まるかどうかは州法・市条例次第だった。もう一つの候補日は選ばれていない。一八八八年五月十三日の黄金法(法律三三五三号)は全二条で、第一条がこの法律の日をもってブラジルの奴隷制は消滅すると宣言し、第二条が反する規定を廃止する、それだけである。補償も土地も市民的権利の規定もない。五月十三日は外務省が公表する連邦の祝日一覧に載らず、十一月二十日は feriado nacional として載っている。
このテーマは何?
アメリカ大陸で最大の奴隷制社会だった二か国が、廃止を国の祝日に書き入れたのはどちらも二〇二〇年代である。合衆国は二〇二一年、ブラジルは二〇二三年。法律上の終わりから一世紀半以上が過ぎていた。経路も似ており、いずれも下から積み上がった。テキサス州は一九八〇年にすでに六月十九日を州の祝日にしており、ブラジルの十一月二十日はまず学校暦に、次に国の記念日に、最後に法定祝日になった。インドに廃止の記念日はなく、最も近い四月十四日のアンベードカル生誕日は中央政府の年間祝日一覧にすら載らず、毎年別の通達で休みになる。台湾は三月二十一日を条例に定めたうえで明文で休みにせず、日本は法律はあるが日付を持たない。インドネシアと中国の全国一覧にもこの種の日はない。
出典と日付
日付は現地の時間帯、暦、公式発表に基づきます。推定または地域差の表示がある場合は出典を確認してください。