aeiou.now

テーマ:大学入試:何を受けるのか、誰が実施するのか、成績以外に何を見るのか

ブラジルではどうしている?

暮らしの話題

ブラジルの高校卒業試験「全国中等教育試験」(ENEM)は、連邦教育省傘下の研究機関INEPが毎年1回実施している。もともとは学力評価のための試験だったが、現在は大学進学の主要な資格として使われている。「統一選抜システム」(SiSU、教育省が運営)では、受験生が直近数回のENEMの成績を使って連邦・州・市立の公立大学の枠に出願でき、最大2つの学部・学科を選択できる。合否には「割当法」(Lei de Cotas)も関わり、公立高校出身者、低所得層、黒人および先住民の志願者向けに一定の枠が確保される。多くの私立大学もENEMの成績を受け入れており(奨学金制度Prouniや学生ローンFiesと組み合わせて使われることが多い)、一方でサンパウロ大学(USP)のFuvest、カンピナス州立大学(UNICAMP)のComvest、サンパウロ州立大学(UNESP)など多くの州立大学は、ENEMだけに頼らず独自の伝統的な入学試験「ヴェスチブラール」(vestibular)を今も維持している。

このテーマは何?

台湾は学科能力測驗と分科測驗(いずれも大考中心が実施)を受け、3つのルートにそれぞれ別の規則がある。「申請入学」は学測が選考総合点の最大50%しか占めず、残りは学習ポートフォリオと面接で決まる。

「分発入学」は分科測驗または学測の点数のみで振り分け、「繁星推薦」は在校成績の校内順位だけで推薦され、点数による振り分けを経ない。

中国は「高考」(教育部が全国的に統括し、毎年6月7〜8日実施)を750点満点の「3+1+2」方式で行い、さらに基礎学科の才能向けに各大学の校内試験を課す「強基計画」がある。

日本は大学入試センター(DNC)が毎年1月に共通テストを1回実施するが、国公立大学はその上にさらに各大学独自の二次試験を課す。

アメリカには全国統一試験そのものが存在せず、連邦教育省は入学者選抜に権限を持たない——よく知られるSAT・ACTはカレッジボードやACT, Inc.という民間団体の試験であり、多くの選抜性大学はGPAやエッセイと合わせて総合的に評価する。

2021年秋時点で4年制大学の約25%がオープン・アドミッションだった。

インドの国家試験機関(NTA)は分野ごとに3つの試験を実施する——JEE Main(工学、年2回)、NEET UG(医学、年1回、現在は全国で入学の唯一の基準)、CUET UG(一般学部、年1回、すでに約48の中央大学で12年生の在校成績に代わっている)。

インドネシアの国立大学は3つのルートに分かれる——在校成績によるSNBP(最低20%の枠)、コンピュータ方式のUTBKによるSNBT(最低30〜40%)、各大学独自のJalur Mandiri(最大30〜50%)。

ブラジルのENEM(INEPが年1回実施)はSiSUを通じて公立大学の枠につながり、割当法の対象となる一方、USPやUNICAMPなど州立大学は今も独自のvestibularを維持している。

7か国のどの2つを取っても方式は同じではなく——年何回か、誰が実施するか、点数だけでどこまで決まるかが異なる。

出典と日付

日付は現地の時間帯、暦、公式発表に基づきます。推定または地域差の表示がある場合は出典を確認してください。