インドにユダヤ暦の祝日はある?
この国にはこの祝いがない
インドの中央政府機関の休日は二層に分かれており、毎年、中央政府職員福利調整委員会の勧告に基づいて公表される。第一層は強制の官報休日で、二〇二六年は十七日、官庁は一律に閉まる。ホーリー、イード・アルフィトル、マハーヴィーラ生誕、聖金曜日、ブッダ・プールニマー、イード・アルアドハー、ムハッラム、ラタ・ヤートラー、ミラード・ウン・ナビー、マハー・ナヴァミー、ダシャラー、ディーワーリー、グル・ナーナク生誕、クリスマスなどが並ぶ。第二層は制限付き休日で、二〇二六年は二十九日あり、職員が自分で数日を選ぶ。この第二層はかなり深くまで届く。八月十五日のパールシー新年ナウローズ、ハズラト・アリー生誕、グル・ラヴィダース生誕、復活祭、クリスマス・イヴが入っている。しかし二つの層のどちらにもユダヤ暦の日は一つもない。それでも共同体は公的な記録の中に姿を見せる。ムンバイのビャクラー地区にあるマゲン・ダヴィド・シナゴーグは、十九世紀半ばにバグダーディー・ユダヤ人の商人ダーヴィド・サッスーンが建てたもので、観光省の紹介にはそこでハヌカー、過越、ヨム・キプールが守られていると記されている。
このテーマは何?
ロシュ・ハシャナ、ヨム・キプール、過越、ハヌカー。どの国でも国の祝日にはなっていない。イスラエル以外で最大のユダヤ人共同体を抱える米国でさえそうで、連邦職員の祝日は合衆国法典第五編六一〇三条が列挙し、宗教の祭日はクリスマス一つだけである。国ごとに違うのは、祝日にしない代わりに何を用意するかだ。ニューヨーク市は公立学校をヨム・キプールに休みにし、ニュージャージー州は十四のユダヤ暦の日について生徒の欠席を必ず認めるよう学区に義務づけ、ブラジルは宗教上の戒めの日に試験を別日に受ける権利を法律で与えている。台湾、日本、中国、インド、インドネシアの法令には一日も載っていない。理由はそれぞれ異なる。
出典と日付
日付は現地の時間帯、暦、公式発表に基づきます。推定または地域差の表示がある場合は出典を確認してください。