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テーマ:季節の変わり目

インドでは季節の変わり目をどう過ごす?

मकर संक्रांति (Makar Sankranti)

現地の日付
2027年1月14日
いつ?
太陽が恒星基準の磨羯宮に入る日。春分点ではなく恒星に固定して数えるため、日付は歳差により七十年で一日ほど後ろへずれていく。

マカル・サンクランティは太陽が磨羯宮に入る日である。インド報道情報局(文化省)の二〇二五年一月十四日付資料はこの日を太陽が北半球へ転じる印だと説明するが、天文学上その転回は十二月二十一日か二十二日の至点であり、三週間以上のずれがある。原因は数え方にある。インドの暦算は黄道十二宮を春分点ではなく恒星に固定しており、地球の歳差によって入宮の日付は七十年ほどで一日ずつ後ろへ動く。千年余りのあいだに至点から一月半ばまで漂ってきたわけだ。呼び名は州ごとに違い、タミル・ナードゥではポンガル、アッサムではマグ・ビフ、グジャラートではウッタラヤンと呼ばれ、空は凧で埋まる。全インド一律の公休日ではなく、州や機関ごとの休日表で扱いが分かれる。

このテーマは何?

日付を人が決めていない祝日は、これだけである。太陽が黄道上の一点に来た日がその日になる。違うのは、その天文の事実を国がどう法律に受け止めるかだ。日本は春分の日と秋分の日を法律に置きながら月日を書かず、計算を国立天文台に委ね、前年二月の官報で初めて確定させる。台湾の条例で節気に日付を委ねているのは清明と立春の二日だけで、冬至は一度も出てこない。中国で節気が日付を決める祝日は清明節ひとつ。インドのマカル・サンクランティは、かつて標していた至点から三週間以上ずれてしまった。アメリカは天文をやめて「三月の第二日曜日」と条文に書いた。

出典と日付

日付は現地の時間帯、暦、公式発表に基づきます。推定または地域差の表示がある場合は出典を確認してください。