ブラジルに季節の変わり目はある?
この国にはこの祝いがない
ブラジルには分点や至点にちなむ祝日がない。一九四九年四月六日法律第六六二号(二〇〇二年法律第一〇六〇七号による改正後)が挙げる国民の祝日は七つ——一月一日、四月二十一日、五月一日、九月七日、十一月二日、十一月十五日、十二月二十五日——で、太陽の位置で日付が決まるものは一つもない。ブラジルの法律が季節を追いかけた唯一の例は夏時間だが、それも廃止された。二〇一九年四月二十五日政令第九七七二号は第一条で全土の夏時間を終了させ、第二条で一九九一年以降の夏時間関係の政令二十五本を一括して廃止している。なお、ブラジルは南半球にあるので、十二月の至点はここでは冬ではなく夏の始まりである。
このテーマは何?
日付を人が決めていない祝日は、これだけである。太陽が黄道上の一点に来た日がその日になる。違うのは、その天文の事実を国がどう法律に受け止めるかだ。日本は春分の日と秋分の日を法律に置きながら月日を書かず、計算を国立天文台に委ね、前年二月の官報で初めて確定させる。
台湾の条例で節気に日付を委ねているのは清明と立春の二日だけで、冬至は一度も出てこない。中国で節気が日付を決める祝日は清明節ひとつ。インドのマカル・サンクランティは、かつて標していた至点から三週間以上ずれてしまった。
アメリカは天文をやめて「三月の第二日曜日」と条文に書いた。
出典と日付
日付は現地の時間帯、暦、公式発表に基づきます。推定または地域差の表示がある場合は出典を確認してください。
